優雅な光沢、しなやかでさらりとした肌触りの「絹」は最も古くからある繊維。古今東西、様々な文化を生み、運び、そして今も愛され続けている「絹」は、人類の宝物と言えるかもしれません。
絞り染めの単純なものは簡単な材料や道具で出来るため、かなり古い時代から行われていたと考えられています。それが庶民文化を形作るほどの発展を遂げるのは、美に対する欲求と工夫にほかなりません。色や文様、素材は社会的地位や格式を表した時代もあり、庶民が身につけられる衣服などは限られていました。その範囲の中でより美しく個性的なものを考案してきたという歴史があるのです。
日本の第26代天皇である「継体天皇」(在位507-531)が埋葬されたと考えられている陵墓が、大阪府の北部に2つあります。
日本海に面する福井県の若狭町と美浜町にまたがって5つの湖水群があり、総称として「三方五湖」と呼ばれています。
三方五湖の一つ、「水月湖」の湖底には厚さ約45mの泥の層に約7万年の歳月をかけて積み重なった縞模様の堆積物である「年縞」が形成されています。
伊勢神宮からおよそ15km離れた三重県明和町にある近鉄「斎宮駅」の北側に広がる地には、かつて「斎宮」と呼ばれた宮殿が建っていました。
長野県の南西部、町の中央部に木曽川が流れ面積の約94%を森林で占める南木曽町で川と道路に架かる大正期の木製吊橋に出会うことができます。