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  • chronique
  • 時折、雨が降る日に森を彷徨いたくなります。

    薄暗い林道を歩いていると聞こえてくる「雨の音」、木々の葉や落ち葉の積もる地面、そして手にする傘に落ちる雨粒を聞きながら、人魂のようにふらふらと漂いながら森の奥へ奥へと導かれていきます。

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  • ローマ帝国時代に本国以外の領土を指す属州を意味する「プロウィンキア」が語源となり、帝国終焉以降は「フランク王国」の勢力下から「プロヴァンス伯領」を経て、1482年に「フランス王国」の州の一つとして併合、「フランス革命」の際に州が廃止された以後も南フランスの南東に広がる地方の名称として呼ばれる『プロヴァンス』。

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  • 長野県の南端、標高3120mの「赤石岳」に「聖岳」や「兎岳」が連なる「赤石山脈」の西麓から「伊那山地」の東面傾斜地に挟まれた山間の渓谷一帯の秘境『遠山郷』、そして林業の隆盛と共に118年を歩み約2000人の卒業生を輩出し廃校となった『木沢小学校』。

  • chronique
  • しとしとと雨が降る或日、ベランダに置かれた柱サボテンの鉢に小さな梅雨茸が育っているのを見つけた。
    「梅雨茸」は、梅雨の頃に生える食用にならないきのこ類の総称で夏の季語でもあります。
    陰鬱な梅雨を表現していますが、思いがけず目にしたら嬉しいモノです。

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  • 愛知県南東部、東西約50kmに延びる「渥美半島」の西端に位置し、タカ・ヒヨドリなど志摩半島を目指す多くの渡り鳥の中継地でもある『伊良湖岬』、そして神域「宮山原始林」を有する丘陵を背にし、太平洋「遠州灘」に面する長さ約1kmの湾曲した砂浜『恋路ヶ浜』。

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  • 今よりおよそ2000年前の弥生時代後期の集落と推定され、水田跡や住居などの遺構に加え数々の木製道具や土器が発見された『登呂遺跡』。

    第二次世界大戦の最中である1943年に、水田地帯の深さ1mから多量の木製品や水田跡と考えられる杭列が発見されました。

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  • 明治維新後の『秩禄処分』により生活に困窮した旧萩藩士を救済し、後の主要な産業となり萩の経済を支えることになった本来の名称を『夏橙(ナツダイダイ)』と言う、萩の特産物『夏みかん(夏蜜柑)』。

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  • 第40代『天武天皇』の時代に『役小角』が「阿弥陀如来」を本尊とした「阿弥陀寺」を建立し、この地を訪れた『空海』が一千座の護摩を焚き庶民の幸福を祈り、第72代『白河天皇』の皇室繁栄を祈願する「勅願寺」として『鶴林山大御堂寺』と称された通称『野間大坊』。

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  • 木曽八景の一つ『寝覚の夜雨』と称えられ、木曽川の激流によって「花崗岩」が永い年月をかけて浸食されてできた自然地形であり「史跡名勝天然記念物」に指定された『寝覚の床』。

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  • 「御嶽山」を御神体に信仰する「御嶽信仰」の行者にとって水行の場であり、木曽八景の一つ『小野瀑布』と称えられ、標高1699mの「風越山」を背にした落差20mの直瀑『小野の滝』。

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  • 太平洋からの波による浸食で海食崖に形成された高さ約5m・幅は4mほどの広さで、全長は約40mの天然の「海蝕洞」である『伊尾木洞』。

    『伊尾木洞』の壁は、かつての土佐湾に生息した貝などを含んだ砂や泥からなる地層です。

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  • 信濃三十三観音霊場の第二十九番札所であり、第45代『聖武天皇』の勅命によって724年に『行基』が創建したと伝わる『布引観音』とも呼ばれる天台宗『布引山釈尊寺』。

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  • 1871年の『廃藩置県』以後の『小諸城』跡地を旧小諸藩士たちが整備し、1926年に造園家『本多静六)』が提案した『小諸公園設計案』を元に、近代的な都市公園として誕生した『小諸城址 懐古園』。

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  • 「菅笠」が三つ重なった形をしていることから別名『三笠山』とも呼ばれ、標高342m・面積33haの一面を芝に覆われた『若草山』。

    『若草山』を覆うイネ科シバ属の『ノシバ(野芝)』は、その周辺の「固有種」であり餌付けされていない野生の『奈良の鹿』と1000年以上の時を一緒に歩むことで、もう互いに離れられない関係を築いてきました。

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  • かつての飛騨河合村と白川村の境に位置する標高1289mの峠であり、年の半分は雪で閉ざされる『天生峠』。

    『天生峠』の一帯はブナの原生林、カツラなどの渓畔林、8種類のカエデやナナカマド、ミズバショウが群生する高層湿原、「春の妖精」(Spring ephemeral)と呼ばれるニリンソウ・サンカヨウなどの亜高山帯植物が息づき自然界の美しき深淵の一端を覗き見ることができます。